東海高等教育研究所の刊行物を閲覧できます
東海高等教育研究所は、1990年12月に発足した研究所です。大学政策および高等教育政策の検討や現場からの政策提言を目指し、非営利の会員制研究所として自主的な研究活動を展開してきました。2009年3月に解散するまでの間、東海地域の高等教育に関する研究やネットワーク形成において先駆的な役割を果たしてきました。
名古屋大学高等教育研究センターは、設立時から東海高等教育研究所の所長を担ってきた新村洋史先生とご相談させていただいた結果、これまでの東海高等教育研究所の機能の一部を継承することになりました。東海高等教育研究所の貴重な刊行物や資料を整理して保存し、刊行物については広く読み続けられるよう体制を整えました。2011年度には、高等教育研究センターおよび名古屋大学中央図書館で刊行物を閲覧できるようにしました。さらに、インターネット上での公開に対する声をうけて、『大学と教育』に掲載された論文については、2013年度より執筆者に許諾を得たものを本ウェブサイトにて公開しました。多くの方にご活用いただければと思います。
閲覧できる場所と閲覧可能な刊行物
高等教育研究センター:東海高等教育研究所による書籍ならびに季刊誌『大学と教育』
全49号
名古屋大学中央図書館:季刊誌『大学と教育』全49号
本ウェブサイト:季刊誌『大学と教育』全49号の中から執筆者に許諾を得た論文
※執筆者の方々の許諾を得た論文から順次、本ウェブサイトで公開しています。『大 学と教育』にご寄稿された方でお手元にウェブ掲載許諾回答書が届いていない方は、 下記連絡先までご一方いただけると幸いに存じます。
- 本件に関するお問合せ先
- 高等教育研究センター
- 052-789-5696
- info@cshe.nagoya-u.ac.jp
刊行物一覧
- <書籍>
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- 東海高等教育研究所編『大学再生の条件-大学教育に新しい風を 大月書店、1991年
- 東海高等教育研究所編 『何のための大学評価か-大学改革の核心を問う』 大月書店、1995年
- 東京高等教育研究所・東海高等教育研究所・高等教育研究会(京都)共編 『大学ビッグバンと教員任期制』 青木書店、1998年
- 東海高等教育研究所編 『大学を変える-教育・研究の原点に立ちかえって』 大学教育出版会、2010年
- <大学と教育>
- 1号 (91年6月)
- ―大学改革のゆくえ
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- 創刊の辞 大学大衆化時代を拓く (新村 洋史)
- 巻頭言 教育改革の一つの視点 (川合 章)
- 大学審議会と大学改革 (細井 克彦)
- 大学審議会答申をどう読むか (近藤 正春)
- 研究所設立にあたって (新村 洋史)
- 教育実践 自己発見・変革する学生たち - 短大二年生のゼミ (山本 秀人)
- 2号 (91年11月)
- ―試練にたつ教養教育―
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- 巻頭言 自己家畜化を防ぐ教育 (竹中 潔)
- 大学における一般教育 (安川 寿之輔)
- いまこそ教養教育の見直しを - 和光大学の授業参観研究から (石原 静子)
- 一般教育改革の現状 - 大学審議会答申の省令化への対応 (加藤 恒男)
- 一般教育について考える - 福島大学の場合 (羽田 貴史)
- 自動車短大から (脇 俊隆)
- 教育実践 大学で遊べない学生と共に - 大学における講義・ゼミ実践 (池野 千白)
- 3号 (92年1月)
- ―今日の大学教師像―
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- 巻頭言 「禍を転じて福となす」機会に (柿沼 肇)
- 大学改革と教師の責任 (寺﨑 昌男)
- 大学教師の日々 - 日録メモより (神保 登代)
- 大学教師の仕事と自己評価・点検 - 大学における評価とは何か (清水 貞夫)
- リーズ大学の経験から <イギリス> (姉崎 洋一)
- 教育実践 学生の声を講義改善に - 講義アンケートのノウハウ (二木 立)
- 4号 (92年3月)
- ―大学における保健体育の意味―
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- 巻頭言 大学教育と文化としてのからだ (新村 洋史)
- 一般教育としての保健体育の意味 (佐藤 善治)
- スポーツ文化の継承と青年の主体形成 - 大学体育の位置と意味 (出原 泰明)
- 書評『大学再生の条件』を読む(三輪 定宣)
- 書評『大学再生の条件』を読む(宮本 益治)
- 書評『大学再生の条件』を読む(杉江 栄一)
- わが大学の保健体育<高知大学> -現状と改革の視点 (辻田 宏)
- 保健体育の改革は、どこまで進んでいるか - 愛知県内の大学アンケートによる (新村 洋史)
- 生涯学習四つの文脈 - 愛知大学短期大学部 (迫田 耕作)
- 絵本と学生たち (宮川 健郎)
- きびしい大学教師への道 - ドイツ (別府 昭郎)
- 教育実践 スポーツ観の自己形成を求めて - サッカーの戦略・戦術指導 (吉田 文久)
- 5号 (92年7月)
- ―学生文化と大学―
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- 巻頭言 体験的教育論 (藤城 和美)
- 大学とは (インタビュー) (大田 堯)
- 今、青年たちは (池谷 壽夫)
- 運動部から -朝の戦い (津金 毅)
- サークルでは - インカレ・サークル (小瀬 輝夫)
- LD(学習障害)児と教育研究 (田中 良三)
- 教育実践 総合科目「言語」の13年 - 過ぎし年月をふり返れば、そこに何が見えたか (知念 広真)
- 6号 (92年12月)
- ―どうする自己点検・評価―
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- 巻頭言 大学評価と大学自治 (近藤 正春)
- 自己点検・評価と大学改革 (インタビュー) (青木 宗也)
- 大学自己評価 - 背景・理念・実践 (金子 元久)
- すすむ自己点検・評価 (遠藤 三郎)
- 立命館大学の自己評価活動について (向井 俊彦)
- 瀬戸内短大の自己点検・評価 (近藤 秀章)
- アメリカの教育評価と学生参加 - 留学体験を通して (加藤 昌弘)
- 活発な参加が求められる授業 - アメリカ (藤田 和也)
- 教育実践 平和弁論大会 - 一般教育総合科目活性化の試み (佐藤 年明)
- 7号 (93年5月)
- ―大学における教育実践の可能性―
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- 巻頭言 可能性を拓きうる時代 (中野 光)
- 座談会 授業と学生を語る (梅田 守彦,大濱 裕,新宮 博康)
- 大学改革と大学教育実践 - 授業実践を中心にして (浅野 誠)
- 加熱する受験戦争 - 大韓民国 (丹羽 孝)
- 卒研指導と産地調査 (井上 秀次郎)
- 教育実践 大学における性教育 - セクソロジー入門 (村瀬 幸浩)
- 教育実践 研究者の養成をめざして (杉崎 隆一)
- 教育実践 「学生参画授業」と人間らしい“学びの場づくり” - 「ラベルワーク」による「クラスワーク」を中心に (林 義樹)
- 8号 (93年7月)
- ―変わる大学カリキュラム―
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- 巻頭言 なんのための大学改革か (浜林 正夫)
- 大学づくりとカリキュラム - 慶応義塾大学湘南藤沢(SFC)キャンパスの場合 - 第一部・カリキュラム編成の理念 (井関 利明)
- 大学づくりとカリキュラム - 慶応義塾大学湘南藤沢(SFC)キャンパスの場合 - 第二部・カリキュラム改革はどのように実現したか (インタビュー)(井関 利明,高橋 潤二郎,孫福 弘)
- 学生の教育を軸にしたカリキュラム改革を (平尾 三郎)
- 神奈川大学におけるカリキュラム改正 (平田 清明)
- カリキュラム改革のキーワード - シラバス(Syllabus) (田子 健)
- カリキュラム改革のキーワード - 試験・評価・単位制度 (新村 洋史)
- きめ細やかな教育実践 - 江南女子短期大学 (野原 由利子)
- 教育実践 学習課題明示方式による講義改善の試み (杉江 修治)
- 大学自治と自己評価 - 新しい大学像の構築を志向する観点から (関 正夫)
- 9号 (93年9月)
- ―どう創る研究の位置―
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- 巻頭言 高等教育の危機 (塩澤 君夫)
- これからの日本の大学 - 教育・研究・教師像 (インタビュー) (有馬 朗人)
- 研究政策と大学 (海部 宣男)
- 大学における教育・研究支援体制づくり (蔡 勝義)
- アメリカの大学の教育と研究 - UCSCでの生活をとおして (榎本 博明)
- 大学教師の任務領域 - ドイツの場合を中心に (別府 昭郎)
- 変化しつつある大月市 - 大月短期大学 (村越 洋子)
- 教育実践 バズ・セッションによる自主的授業方式の試み (相沢 安正)
- 10号 (94年2月)
- ―大学入試の現在―
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- 巻頭言 大学入試改革断想 (佐々木 享)
- 現代大学入試事情 (山岸 俊介)
- 予備校からみた大学入試 (山崎 恭一)
- 十年目のキャンパス -法政大学多摩キャンパス (平塚 真樹)
- 教育実践 「ノート筆記確認方式」と実験報告書の効用 - 実質的受講が必須の工学部基礎科目 (松尾 榮二)
- 11号 (94年7月)
- ―短期大学の将来像―
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- 巻頭言 はばたけ短期大学! (鰺坂 二夫)
- 座談会 短大の教育実践を展望する (伊藤 祐子,亀谷 和史,神田 英雄)
- 短期大学の可能性 (黒田 瑛)
- 短大の自己点検・評価と短期大学基準協会 (橋本 伸也)
- 幼児教育科での試み (神谷 栄司)
- 改革への全学的取り組み (宗和 太郎)
- 研究と教育の自律性の確立 (佐々木 隆志)
- 学生による授業評価 -教育心理学の視点から (伊藤 篤)
- 教育実践 劇の創作による卒業研究 (徳本 達夫)
- 12号 (94年11月)
- ―設置基準改正三年の大学―
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- 巻頭言 大学のチャータリングとアクレディテーション (飯島 宗一)
- 設置基準改正と大学改革の可能性 (インタビュー) (西原 春夫)
- 大学の今を考える (寺﨑 昌男)
- 大学改革の進展状況 (本多 二朗)
- 自己点検・評価の現状と課題 (近藤 正春)
- 検証データブックを編むにあたって (田子 健)
- 検証データブック① 教養部改組 (田子 健)
- 検証データブック② 大学院大学化 (三浦 真琴)
- 検証データブック③ シラバス (秋野 勝紀)
- 検証データブック④ 高等教育財政 (井深 雄二)
- 検証データブック⑥ 短期大学 (君島 茂)
- ロシアの大学の現在 (所 伸一)
- 私語 (佐藤 年明)
- 教育実践 大学教育と新映像時代 - 人文系・社会系の授業における映画・映像の組み入れ (永冶 日出雄)
- 13号 (94年12月)
- ―大学図書館への期待―
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- 巻頭言 大学図書館への期待 (岩猿 敏生)
- ネットワーク時代の大学図書館 (根岸 正光)
- 大学図書館における利用者サービス (大城 善盛)
- 大学図書館の自己点検・評価 - 共用・情報施設の問題 (永田 治樹)
- 図書館地域開放のさきがけ - 札幌学院大学図書館 (甲斐 陽輔)
- 地域社会に根ざす大学図書館 - 東海大学図書館 (三井 悟)
- 教養部廃止とカリキュラム改革 - 鳥取大学 (山根 俊喜)
- 教育実践 歴史認識から平和意識形成へ (浅羽 晴二)
- 14号 (95年4月)
- ―進む大学連携の試み―
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- 巻頭言 大学連携の意義 (新堀 通也)
- 対談 学問と地域文化の創造をめざす大学改革 - 期待される愛知学長懇話会 (江原 昭善,大沢 勝)
- 京都・大学センター構想の今後の課題によせて (佐藤 春吉)
- アメリカの大学における地域共同 - 単位互換性、転学制度、地域認証団体 (横尾 恒隆)
- 大学とまちの連携 大学のまち・京都21プラン (折坂 義雄)
- 大学間単位互換 他大学への学生派遣と受け入れ (原田 満範)
- 日本最北端の大学 - 稚内北星学園短期大学 (金山 典世)
- 教育実践 招待状 - 学びの世界へ (近藤 郁夫)
- 15号 (95年7月)
- ―教師教育の将来―
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- 巻頭言 教師教育の将来 (平原 春好)
- 新しい時代と教職の社会的位置および役割について (鈴木 慎一)
- 教師教育研究の国際化 (今津 孝次郎)
- 本物の「大学人」になろうと思った日 (楯 一也)
- 国立一般大学での将来像の模索 (佐藤 学)
- 福祉マインドのある教師の育成を -福祉教育を教師教育の基礎教養に (高橋 智)
- 教職特別課程の現状と課題 (蔵原 清人)
- 国立教員養成系大学・学部の課題 (遠藤 忠)
- カリキュラム改革への学生参加 - 一橋大学「四年一貫教育シンポジウム」の可能性 (光本 滋)
- 教育実践 女子青年の発達と教養教育 - 短大保育科一年生における「教養演習」の取り組みを中心に (亀谷 和史)
- 16号 (96年3月)
- ―大学院の新たな展開―
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- 巻頭言 大学院とその新しい展開 (飯島 宗一)
- これからの大学院教育を展望する (細井 克彦)
- データで見る大学院の現状と課題 (三浦 真琴)
- 夜間大学院 - 大阪教育大学大学院「健康科学専攻」の概要 (塩見 昇)
- 大学が実学を教えるということ -神戸大学大学院 (加茂 英司)
- 大学院と図書館情報学 - 図書館情報大学大学院 (山本 順一)
- 教育実践 「生涯学習」につながる「教育方法論」の模索 (大田 高輝)
- アメリカを主とした外国の大学管理制度と日本の大学改革 (高木 英明)
- 17号 (96年5月)
- ―教育改革と学生―
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- 巻頭言 カリキュラム改革と学生 (石原 静子)
- 学生の教育を軸に学問を創出するアメリカの大学 (インタビュー) (冨田 輝司)
- カリキュラム改革と学生の成長 (吉村 良一)
- 私たちの大学改革とカリキュラム - 試行的経験を総括して (丹羽 孝)
- 教育実践 海苔の人文地理学 - たかが海苔、されど海苔 - 愛知県美浜町野間地区奥田をテキストに (福島 達夫)
- 18号 (96年10月)
- ―大学改革と教員任期制―
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- 大学教員任期制問題と大学改革の課題 (インタビュー) (今宮 謙二)
- 大学教員任期制と労働法 - 労働市場と大学 (田端 博邦)
- 大学教員任期制とは何か - 大学教育の観点から (田子 健)
- シンポジウム 大学教員任期制問題を考える (猿田 正機,榊 達雄,橋本 誠一)
- スウェーデンの大学と教育任期制 (マドソン 泰子)
- 19号 (97年2月)
- ―現代の学生―
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- 巻頭言 絶望論と別れて (助川 徳是)
- 現代学生の成長課題と大学教育 (大村 恵)
- 学生相談室からみた現代の学生 (桐山 雅子)
- 地域に開かれた短期大学を目指して -兵庫女子短期大学 (望月 彰)
- 学生の学びと成長の支援 (松井 かおり)
- アメリカ合衆国の大学と人種問題 (宇田 光)
- 教育の経営学 (白井 正敏)
- 教育実践 親身な指導をめざして - 培いたい学生との信頼感 (村越 洋子)
- 大学は変われるか! - 大学改革の理念と現実 - 岐阜経済大学経営学部開設の経過を中心に (酒井 博世)
- 20号 (97年5月)
- ―新制大学の五十年―
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- 巻頭言 大学の戦後五十年 (塩澤 君夫)
- 戦後五十年の大学の軌跡をたどる① (インタビュー) (神保 元二)
- 戦後五十年の大学 - 大学史研究の反省から (羽田 貴史)
- 地域に開かれた大学像 - 戦後大学の社会的基盤と自治をめぐって (片岡 弘勝)
- 入試の多様化 (梅田 守彦)
- 女子学生亡国論 (新村 洋史)
- 教育実践 先生を育てる情報教育 - 教職課程を情報化する試み (伊藤 康児)
- 21号 (97年10月)
- ―情報ネットワークと大学―
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- 巻頭言 情報ネットワークと大学の未来 (磯貝 芳徳)
- 情報ネットワークと大学 - ネットワーク社会における行動と新たな知のあり方を考える (大谷 尚)
- 情報科学部における情報教育の理念と実際 (嶋田 晋)
- アメリカにおける学術情報流通の新展開 (山本 順一)
- 私たちの学内LAN構築 (増田 貴治)
- インターネットがもたらした教育と業務の変化 (樋口 義治)
- サンクト・ペテルブルグに滞在して - ロシア (郡 伸哉)
- 教育実践 社会学教育におけるビデオ活用 - 『ビデオで社会学しませんか』に応えて (小高 良友)
- 22号 (98年1月)
- ―大学の経営―
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- これからの大学経営 (インタビュー) (梅村 清弘)
- 大学経営のイノベーション (孫福 弘)
- 私大財政の現状分析のために (梅田 守彦)
- 教育実践 大学生に日本語を教える授業が広がっている - 日本語表現法科目の効果的な実施のために (筒井 洋一)
- 戦後五十年の大学の軌跡をたどる② (インタビュー) (本山 政雄)
- 23号 (98年6月)
- ―大学職員の現在と未来―
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- 巻頭言 教授団と職員組織との協働関係の構築を (近藤 正春)
- 大学職員に期待するもの - ひとりの法人理事として (丸㔟 進)
- これからの私立大学と職員を考える - 試論・非営利組織の視点から (友松 達彦)
- 職員会による大学自治への参画 (田上 義弘)
- 学生の「学びと成長」に職員がどう関われるか (小倉 浩幸)
- 紀要『事務研修』を発行し続けて (松井 寿貢)
- 大学改革と大学職員 (横田 利久)
- 主体性を重んじる研修システム (隅田 英子)
- 教育実践 「超能力、超常現象は本当に存在するか?」をみんなで検討するなかで、技術と科学の本質を学ぶ授業の試み (太田 弘一)
- 24号 (98年8月)
- ―開かれた大学づくり―
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- 巻頭言 「大卒のための大学」の時代 - 地域住民との共同研究の場の創造 (奥田 泰弘)
- 世代共生・地域共創と大学教育 - 日本福祉大学生涯学習センターの事業を中心に (那須野 隆一)
- リカレント教育から学んだこと - 社会福祉学大学院修士課程(夜間)の経験 (山手 茂)
- 大学の公開講座 - 大学自己評価報告書の検討 (田子 健)
- こだわったことと学び損なったもの (汐見 和恵)
- 大学を読むキーワード - 教育職員免許法 (田子 健)
- 学生とボランティア活動 (植木 信一)
- 高等教育の急激な大衆化現象<フランス> (亀谷 和史)
- 教育実践 「オープンカレッジ」の教壇から - 「大学を開く試み」の実際 (酒井 敏)
- 25号 (98年10月)
- ―高校の現在―
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- 巻頭言 高校の現在を問う視点 - 「中等教育学校」の発足を前に (小川 利夫)
- 変わる高校と大学教育のこれから - 新たな高校多様化の展開のなかで (新村 洋史)
- 高校生は情報化社会に役立つ数学を学んでいるか - 工学部新入生の現状から (岡部 進)
- 競争社会の動向と現代高校生 (酒井 朗)
- 今、街に出て学ぶ高校生 - 高校生フェスティバルの活動から (三井 陽子)
- 子どもの発達を考える (内山 伊知郎)
- 大学を読むキーワード - インターンシップ (楯 一也)
- 教育実践 戦後の高校教育とともに歩んだ日々 (菅 龍一)
- 戦後五十年の大学の軌跡をたどる③ (インタビュー) (水田 珠枝)
- 26号 (99年10月)
- ―大学はどこに行くのか―
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- 巻頭言 大学はどこに行くのか (榊 達雄)
- 現在の私立大学をめぐる環境 (インタビュー) (伊藤 信博)
- 市場による大学改革 - 『エコノミストによる教育改革への提言』の検討を中心として (梅田 守彦)
- 一九九九年大学入試の現実 - 京阪神地域を検証する (柳田 洋一郎)
- ユネスコ高等教育宣言と大学改革の課題 (深山 正光)
- 大学を読むキーワード - 教育実習と大学カリキュラム (田子 健)
- 総合学習の充実のために (佐藤 年明)
- ナレッジ・マネジメントを目指して (村上 篤太郎)
- 27号 (00年4月)
- ―大学はどこに行くのか その2―
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- 巻頭言 大学をどう生かすか (大沢 勝)
- 国立大学独立行政法人化の問題 (中嶋 哲彦)
- 財政危機のなかの公立大学 (大串 隆吉)
- 今日の大学政策と私立大学 (蔵原 清人)
- 戦後五十年の大学の軌跡をたどる④ (インタビュー) (堀尾 輝久)
- 夕日とびわの実 (安田 多香子)
- 書評 『バズ学習の研究』を読む (鹿内 信善)
- 28号 (00年9月)
- ―大学改革のストラテジー―
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- 巻頭言 大學を見る「目」 (寺﨑 昌男)
- 地域と歩む東北自由大学 (高橋 満)
- 教育実践 短大における教育実践 - 四大編入との関わりで (蔵原 三雪)
- 新制大学五十年の軌跡をたどる (インタビュー)(土橋 信男)
- 大学全入時代の学生と教育の課題 (新村 洋史)
- 29号 (01年2月)
- ―大学全入時代の教育実践を問う―
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- 巻頭言 第三者評価の時代における大学教授職の使命 (有本 章)
- 学びへの渇望に応える高校・大学の教育像 - 真の教養教育を子ども・青年に (インタビュー) (橋本 英幸)
- 文系学生の学習意欲を高める教育 (森 靖雄)
- 大学生の学力低下と理数系教育改革の試み (浪川 幸彦)
- フランスの高等教育 (夏目達也)
- 教育学研究の課題と「教育基本法」 (百々 康治)
- 30号 (01年9月)
- ―高等教育研究の課題と展望 90年代から21世紀へ―
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- 巻頭言 これからに期待すること (絹川 正吉)
- 二十一世紀の大学像 - その理念と政策課題 (三輪 定宣)
- 歴史的転換期における大学政策の検証 (近藤 正春)
- 文部科学省の「ルネッサンス」とマスメディア (山岸 駿介)
- 東京・京都からのメッセージ - 東京高等教育研究所(東京) (蔵原 清人)
- シンポジウム「大学教育を巡るもの」 (酒井健次,亀谷和史,新村洋史,近藤正春)
- 高等教育に関する文献紹介 (安藤 友張)
- 教育実践 日本福祉大学社会福祉学部の導入教育 - 総合演習Ⅰの実践例 (藤田 紀昭)
- 31号 (02年3月)
- ―地域・住民と大学の協働―
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- 巻頭言 大学と地域の出会い (小林 文人)
- 地域と共に生きる大学 (インタビュー) (新崎 盛暉)
- 農・農民から逃亡の農学部・その行方 - 生きる支え、農民との共生 (石川 武男)
- 地域に根ざした大学のあり方 - 生涯学習や演習における実践を中心として (磯部 作)
- 大学の地域づくりと地域の大学づくり (大坂 祐二)
- 大学異動の効用と盲点 (加藤 義信)
- 教育実践 物理教育の中から (酒井 健次)
- 32号 (02年4月)
- ―授業づくりと授業計画―
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- 巻頭言 講義をやめよう (宇佐美 寛)
- 授業づくり、映画とパソコンと - 斬新な学生のアイディアに触れて (市野 安昌)
- 高校生物未習者への生物学教育 (松田 良一)
- フレッシュマン実験教育 (宮脇 澤美)
- 「やや満足」な講義をめざして (宇田 光)
- 職員の目から (林 憲和)
- 33号 (02年8月)
- ―大学教育の改革とFD―
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- 巻頭言 日本の大学はどこへ (堀尾 輝久)
- 教授法開発室の現状と課題 - 私立中規模大学におけるFD活動の意味 (原 清治)
- ティーチング・アシスタント制度の導入 - 日本大学文理学部における授業改善の試み (北野 秋男)
- FDと授業評価 - 我が国における現状と課題 (安藤 友張)
- 高度情報化・メディア化社会の光と影 (飯島 伸彦)
- 座談会 FD活動はどうなっているか - 東海地区の場合 (秋野勝紀,垣内伸彦,百々康治)
- 34号 (03年1月)
- ―学生参加型教育の課題―
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- 巻頭言 学生参加型教育における学生参加の意義 (榊 達雄)
- 学生を学ぶ主体として育てる - 学生による授業企画 (青野 透)
- 学生参加型授業を企画して (鎌田 康裕)
- これまでにない大学づくりの本流としての<参加> (浅野 誠)
- 学生参加の大学づくりとピア・エデュケーション - 古くて新しい課題としての「学生参加」 (小倉 浩幸)
- 今日からはじめる現職者研修 (長谷川 豊祐)
- 書評 『授業のワザ一挙公開』を読む (亀谷 和史)
- 中国で日本語を教えて (松浦 照子)
- 35号 (03年5月)
- ―二〇〇六年問題と大学経営―
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- 巻頭言 国立大学法人制度の本質的問題点 (田中 弘允)
- 新課程入試と大学マネジメント (インタビュー) (池田 輝政)
- 初年次教育における戦略的マネジメントの手法 - 大学教職員研修セミナーのとりくみを通して (水谷 早人)
- 新教育課程が及ぼす影響と大学の課題 - 加速する学力低下問題 (滝 紀子)
- 独法化問題への取り組み - 愛知教育大学 (坪井 由実)
- 36号 (03年12月)
- ―歩みだした国立大学法人化と大学の管理・運営問題―
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- 巻頭言 国立大学行政法人法と学問の自由・大学の自治 (神田 光啓)
- 国立大学法人化と三重大学の取り組み (インタビュー) (豊田 長康)
- 公立大学の管理・運営問題 (後藤 宗理)
- 一九九〇年代以降の大学生と大学での学び (溝上 慎一)
- 大学院カリキュラムの開発 (北垣 郁雄)
- FDを考える (安藤 友張)
- 37号 (04年5月)
- ―大学教育のあり方を問う―
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- 巻頭言 新時代における大学教育のあり方 (新村 洋史)
- アメリカの一年次教育の構造 - 二〇〇二年度四年制大学調査から (インタビュー) (山田 礼子)
- 学士課程における初年次教育と情報リテラシー教育 (安藤 友張)
- 国立大学法人法と学校設置制度、法人格問題 - 私立大学の立場から考える (蔵原 清人)
- 38号 (04年8月)
- ―大学の評価を問う―
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- 巻頭言 開かれた大学を目ざして (近藤 正春)
- 大学評価制度の課題と展望 - 目標のない大学に評価基準はない (安岡 高志)
- 大学評価のいま - 「大学とは何か」がわからない時代の大学評価 (山岸 駿介)
- 研究評価をめぐる諸問題 - 数量的評価指標を中心に (根岸 正光)
- 探究ネットワーク -子どもたちと学生との探究的な総合学習 (森 透)
- 「もう一つの大学評価宣言」に寄せて -大学評価学会設立総会参加記 (新村 洋史)
- 書評 『大学授業を活性化する方法』を読む (安藤 友張)
- 教育実践 経済学の授業をクラス形式でおこなう (佐藤 努)
- 39号 (05年2月)
- ―大学教育創造への挑戦―
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- 巻頭言 お互い健闘し期待し合おう! (石原 静子)
- 「キャリアデザイン学部」立ち上げ顛末記 - 私的な経過報告として (インタビュー) (児美川 孝一郎)
- 地域と協働する実践的教員養成プロジェクト - 教育COLに採択されて (森 透)
- アテネオリンピックを終えて (坂本 涼子)
- 教育実践 LTD話し合い学習法を中心とした授業の展開 (安永 悟)
- 40号 (05年8月)
- ―学生の満足度を高める大学づくり―
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- 巻頭言 学生の満足度を測るモノサシ (谷岡 郁子)
- どのような条件のもとで学生はより学ぶのか (中井 俊樹)
- 大学におけるマーケティング戦略の意義と課題 (田部井 潤)
- “なんでも相談室”設置の苦悩と実態 - 学生満足度とスタッフ・デベロップメント (松本 和俊)
- 癒しの教育 (まどかアッセマ庸代)
- 教育実践 海外ボランティア研修を中心とした「教育」実践について (茶谷 淳一)
- 大学授業改革の現段階と課題 - 各地の大学でのFD企画へのかかわり体験をふまえつつ (浅野 誠)
- 41号 (05年12月)
- ―現代若者の実態に迫る 学ぶ力と生きる力の形成―
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- 巻頭言 大学教育の課題を日本の教育課題として捉える (杉江 修治)
- 若者の置かれている現状から、今日求められるリテラシーを考える (池谷 壽夫)
- 大学におけるキャリア教育の展開 - 学ぶ力と生きる力の教育 (川崎 友嗣)
- フリーター・ニート問題と大学 (小杉 礼子)
- 大学事務の面白さ -国際交流を通して (今泉 慶子)
- 教育実践 京都経済短期大学藤原ゼミナール「ネパール教育支援活動」 (藤原 隆信)
- 42号 (06年3月)
- ―大学論の現在(いま)―
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- 巻頭言 大学開放と大学改革 (新海 英行)
- 教員組織と事務組織のはざまで (戸田 貞一)
- 大学像の変容と大学論の課題 (細井 克彦)
- 大学教授の仕事と倫理 (別府 昭郎)
- 「大学職員論」の到達と今後の課題 (篠田 道夫)
- 教育実践 大学教育と地域学習 - 愛知県南知多町内海の歴史調査を通して (曲田 浩和)
- 43号 (06年8月)
- ―大学生の獲得すべき学力・リテラシーと将来展望 生き方・アイデンティティ・主体性―
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- 巻頭言 脱近代社会の知の担い手として大学生と大学教育との関係を見る (溝上 慎一)
- 現代の学生像・学生論 (橋本 広信)
- 大学生と学力・リテラシー (松下 佳代)
- 大学生の未来展望と生き方・アイデンティティ (松岡 信義)
- 立命館大学大学行政研究・研修センター 「幹部職員養成プログラム」について (澤田 博昭)
- 「専門セミナー」ガイダンス - 学生との共同作業の試み - (近藤 真庸)
- 44号 (06年12月)
- ―大学教育改革の現在と未来―
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- 巻頭言 フロンティアの自治 (柳田 洋一郎)
- 大学改革の現在と未来 - アレゼール日本編『大学界改造要綱』以降 (櫻本 陽一)
- 新潟大学における学士課程教育 - 「学習を深める」教育のプログラム化を目指して (加藤 かおり)
- 大学アドミニストレーター養成大学院の現状と課題 - 名古屋大学大学院高等教育マネジメント分野を中心に (夏目 達也)
- 書評『大学生が変わる』を読む (山本 経天)
- 地域科学部での教育実践と学生の成長 - 『社会活動演習』の取り組み中心に (近藤 真庸)
- 45号 (07年3月)
- ―ヨーロッパの高等教育政策の動向―
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- 巻頭言 格差社会と平等社会 - 学費と大学教育 (猿田 正機)
- グローバリゼーションのなかのボローニャプロセス - ヨーロッパにおける高等教育の地域統合と知の世界市場 (望月 太郎)
- スウェーデンの高等教育 - 自律と平等にもとづく「知の共同体」 (篠田 武司)
- ドイツの大学改革と課題 (太田 明)
- 大学職員が大学院で学ぶ意義 (前川 勉)
- 大学院修士課程におけるアドミニストレーター養成の現状と課題 - 桜美林大学の場合 (内田 晩穂)
- 職場環境と挨拶 (大島 秀文)
- 教育実践 保育者養成課程における講義科目の授業方法論を考える - 講義「発達心理学」での試みを例に (松本 博雄)
- 46号 (07年9月)
- ―地域と結ぶ大学 地域とともに在ること―
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- 巻頭言 大学職員の自分探し (山口 利哉)
- 「幸せづくり」「地域の必需品」大学への挑戦 - 地域社会と連携した教育手法の視点を添えて (住吉 広行)
- ささえあう大学と地域 - 北海道における<大学―地域>モデルの模索 (光本 滋)
- 今日の入学課さん (高橋 章)
- 教育実践における教員と職員の連携をどのように進めるか - 米国の『強力な連携―学習に対する共有された責任』を事例として (出口 博也,中井 俊樹)
- 47号 (08年3月)
- ―FD活動、SD活動と教職員の力量形成―
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- 巻頭言 FDの義務化と日常的教育改善 (田中 毎実)
- FD活動の義務化と大学の教育機能 (早田 幸政)
- “大学・学校づくり”のデザイン感性をもつプロ人材 (池田 輝政)
- 「学生。をプロデュース」 (小倉 浩幸)
- 十九年間を少しだけ振り返って (湯澤 直樹)
- 教育実践 司書課程における図書館情報学教育の実践 (安藤 友張)
- 48号 (09年2月)
- ―大学の教育力を考える―
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- 巻頭言 「大学の教育力」を俯瞰する (新村 洋史)
- 法学教育の基礎としての「人間の尊厳」 (平山 令二)
- 社会形成の担い手を育む専門教育 (角岡 賢一)
- 学生に「不勉強」の自覚を促せ (小川 昌樹)
- 高校のあり方を考える -『07愛知の高校教育白書』からの考察 (高崎 和子)
- 大学間競争は誰のため? (島尾 淳)
- 49号 (09年3月)
- ―大学職員の仕事を考える―
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- 巻頭言 東大安田講堂四十年 (水谷 早人)
- 社会の実践力を学生に伝える小さな地方大学職員の役割り (田中 雅俊,白澤 聖樹)
- ひとりひとりの学生を大切にした大学づくりを - 元気の出るキャンパスづくりを目指して (内藤 智徳)
- マージナルマンって何ですか - 自信をもって境界線を歩もう (田中 岳)
- インターンシップの取り組みに関する現状と課題 - 文科省のインターンシップの取組と名城大学におけるインターンシップの事例から (犬飼 斉)
- 私の仕事 - ぼちぼちでんなぁ (辻 知幸)
- 現代学生とキャリア支援 (船津 静代)