名古屋大学 高等教育研究センター

Activities 「ティップス先生」に反響続々

予想を上回るアクセス

 今年の3月31日に『成長するティップス先生:名古屋大学版ティーチングティップス』(ティップス)を当センターのホームページ上で公開しました。授業が始まる時期に公開したためか、多くの名古屋大学の先生方にご覧いただき、4月は平均して1日1000件以上のアクセスがありました。その後、さまざまなホームページ等で宣伝されたり、雑誌や新聞にとりあげられたりして、現在も多くのアクセスがあります。

学外からの反響

 私たちプロジェクト・チームは、名古屋大学のコンテクストを念頭においてティップスを制作しました。しかし、ティップスの内容には広く教授法一般に通じる要素が多く含まれています。そのため、学外からもさまざまな方からアクセスがあったのだと思います。教員養成系大学の先生からもティップスが役に立つという感想をいただきました。実際の教育現場でティップスが求められていたことを再確認しました。同時に、教授法のマニュアル化が引き起こす弊害などについての問題点も指摘いただきました。

今後の成長

 ティップスはまだ生後5ヶ月の赤ちゃんです。『成長するティップス先生』と名づけたように、これからも内容を充実しようと考えています。まだまだ、課題はたくさん残されています。現在の内容の修正に加え、実験や実習などの授業のノウハウ、英語で教えるときのノウハウ等の応用編などを制作することも現在考えています。また、今年度中に市販本として出版する計画を進めています。

 ティップスは、名古屋大学のみなさんの声を集め、反映したいと考えています。みなさんのいろいろなご意見をいただくことにより、ティップスが健やかに成長できると考えています。おもしろいアイデアをもっている方や協力していただける方がいらっしゃいましたら、センターまでご一報ください。(文責:中井俊樹)

【ティップスの軌跡と反響】

3月31日 初版完成・アップロード
4月 6日 共通教育担当者会議で実演
4月中旬 学内外の研究者にユーザーズ・マニュアルを配布
4月24日 Yahoo!に登録される
4月25日 Yahoo!の新着情報で紹介される
5月29日 月刊誌『Yahoo! Internet Guide』7月号で紹介される
6月10日 朝日新聞大阪版夕刊で紹介される
6月14日 朝日新聞名古屋版夕刊で紹介される

【ホームページアクセス数】