名古屋大学学生論文コンテスト
学問のススメ、論文へススメ
授業を受ける、サークルに入る、アルバイトをする、友達と遊ぶ まだまだもの足りない…… ならば論文を書いてみてはどうだろう? 大学生活で感じ、考えたことを自分の言葉で表現する それは学問へのチャレンジであり、 新しい自分に出会うチャンスでもある さあ、みなさん論文へススメ! |
2007年度審査結果
最優秀賞
- 該当なし
優秀賞
- 「ニート批判」を問い直す−「自立・経済成長」イデオロギーの批判的検討を中心に−
(石井信伍さん:文学部4年生) - 女子学生のジェンダー観と進路への影響
(田中香里さん:法学部1年生)
講評など
2007年度名古屋大学学生論文コンテストには、1年生から4年生まで延べ14本の応募がありました。学内教員による厳正な審査の結果、最優秀賞は該当がありませんでしたが、優秀賞に上記2本が選ばれました。
石井信伍さんの論文は、日常的に抱いている問題意識が十分に伝わってくること、多様な先行研究を総動員して書いている姿勢が高く評価されました。田中香里さんの論文は、分析枠組みがユニークであること、論文の展開にストーリー性があること、調査の結果から新しい発見が得られたことなどが評価されました。
応募作品全体に関する講評としては、身近で切実な社会問題を扱っていること、単なるエッセイや感想文ではなく「論文」を書こうとする意欲が伝わってきたこと、一定の調査に基づいて結論を導き出そうとする姿勢が窺えることなどが挙げられました。反面、先行文献の読み込みが不足している論文が多かったこと、調査方法が不十分であること、理系学生からの応募が少なかったことなどが今後の検討課題として残りました。
この学生論文コンテストは2008年度も実施予定です。詳細はあらためてウェブやポスター・チラシ等でご案内します。数多くの応募をお待ちしています。
(文責:近田政博)
2007年度の募集は締切りました。ご応募ありがとうございました。
応募資格
名古屋大学に在学する学生(大学院生は除く)
論文テーマ
「社会問題」に関するテーマを設定し、論文を作成して応募してください。
応募規定
応募論文は個人で作成したもので、未発表かつ日本語で書いたものに限ります。
審査対象論文は一人一編のみとします。
用紙と枚数
A4版ワープロ書き。横書き1頁につき1,200字以内で、8,000字以内。
論文の体裁
- 表紙/ 所属学部・学科、学年、氏名、連絡先(電話番号)を記載ください。
- 論文本文/ 必ずページ数を打ってください。
- データ・図表/ 本文中に入れて下さい。ただし、字数には換算しません。
- 引用・転用/ 参考書や新聞等の文献から引用及び発想を転用した場合は、(注)として出典(使用した文献タイトル・著者名・発行所名・発行年月など)を明記して下さい。ホームページ上の資料を利用した場合は、URLとアクセスした日付を明記して下さい。
応募先
E-mail: info@cshe.nagoya-u.ac.jp
応募期間・発表
応募期間は、2007年12月10日(月)〜2008年1月10日(木)。
入選発表は、2008年1月31日(木) を予定しています。
※入選発表の際、所属学科および氏名を公表いたします。
審査
本学教員による
表彰・賞金
最優秀賞 賞状、副賞として図書券1万円(1名)
優秀賞 賞状、副賞として図書券5,000円(2名)
その他
応募作品は返却しません。
入賞作品は高等教育研究センターが刊行する出版物に掲載させていただきます。
論文の書き方などについての文献リストは、こちらにあります。文献は当センターで閲覧可能ですので、まずはお問い合せください。
過去の受賞論文タイトル・テーマについては、以下のリンクから確認できます。
主催・お問い合わせ
名古屋大学高等教育研究センター 2007年度学生論文コンテスト係
電話:052-789-5696
FAX:052-789-5695
e-mail:info@cshe.nagoya-u.ac.jp