2009年度名古屋大学学生論文コンテスト
学問のススメ、論文へススメ。
学生生活にスパイスは足りていますか?
授業に出る、レポートを書く、試験勉強をする、
サークルに入る、友達と遊ぶ、本を読む、
アルバイトをする…
まだまだもの足りない人へ
学問の香りのスパイスを贈ります
読書の秋も深まったら、冬支度
――さあ、論文へススメ!
2009年度審査結果
優秀賞(附属図書館長賞)
- 「携帯のブログが若者の人間関係に与える効果」
- 工学部1年・築山ちえ美さん
優秀賞(三省堂名古屋テルミナ店賞)
- 「日本の少子化問題 〜今後の向き合い方について〜」
- 経済学部1年・山口真平さん
事務局から
本年度は16本の応募があり、そのなかから上記2名に優秀賞が贈られました。 受賞の決め手となったのは、問いを明確に設定し、その問いに応じた答えを導いていることと、 学術論文の形式に則っていることでした。論文の基本をしっかり踏まえていることが評価されたのです。
これまで複数名の受賞者を選考してきた本コンテストにおいて、 受賞者全員が1年生となったのは開催3年目にして初のことです。 学年があがるとともに、より難しい問い、大きい問いに挑もうとするあまり、 問いに対する答えに到達できないままに終わってしまう論文が見られたのは惜しまれることでした。 応募要項には「文献を十分に活用して」という条件があるなか、 数多くの文献に触れつつも「活用」までには至らなかった感の残る論文もありました。 また、自ら実施した質問紙調査などを用いて検証を試みた意欲的な論文もありましたが、 先行研究のなかに位置づけて論ずることがなく調査報告の様態から抜け出せなかったり、 問いを解明するためには調査設計が不十分だったりと、学術論文として最後まで詰めきれなかったものが見受けられました。 応募論文全般に意欲の高さには目を見張るものがあり、それに見合う執筆技量を磨いていくことが今後の課題といえそうです。
皆さんの学術論文執筆を支援するセミナー等を積み重ねつつ、 本コンテストを継続していきたいと考えています。次年度も力作の応募をお待ちしています。
2009年度の募集は締切りました。ご応募ありがとうございました。
論文内容
現代の社会問題にそくしてテーマを設定し、文献を十分に活用して論じてください。 (社会問題の例:エネルギー問題、派遣労働、感染症予防など)
応募期間
2010年1月15日(金)13時まで
応募資格
名古屋大学に在学する学部学生
応募規定
- 応募論文は、単著、未発表かつ日本語で書いたものに限ります
- 審査対象論文は1人1編のみとします
- ホームページ(http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/ronbun/)に掲載されている書式に従い、論文と応募用紙それぞれについて電子ファイル(PDFまたはWord)を作成し、メール送信してください
応募方法
- 論文本編と応募用紙の書式電子ファイル(PDFまたはWord)を当ページからダウンロードしてください。
- 書式に従って論文と応募用紙を作成してください。
-
論文本編と応募用紙、計2点の電子ファイル(PDFまたはWORD)を下記メールアドレスに期日内に送信して下さい。
- E-mail: info@cshe.nagoya-u.ac.jp
審査
本学教員および三省堂名古屋テルミナ店長による
表彰
3名以内に、賞状及び副賞
結果発表
- 2010年2月中旬を予定
- 発表に際し、入賞者の所属学科および氏名を公表いたします
- 入賞作品は名古屋大学学術機関リポジトリに掲載いたします
その他
- 論文の書き方に関する各種文献を高等教育研究センター(東山キャンパス文系総合館5階)にて閲覧できます
- 過去の受賞論文タイトル・テーマについては、以下のリンクから確認できます
企画運営
- 主催:
- 名古屋大学 高等教育研究センター、教養教育院
- 共催:
- 名古屋大学 附属図書館
- 後援:
- 三省堂 名古屋テルミナ店
お問い合わせ先
名古屋大学高等教育研究センター 2009年度名古屋大学学生論文コンテスト担当
- Tel:
- 052-789-5696
- E-mail:
- info@cshe.nagoya-u.ac.jp
- URL:
- http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/ronbun/