コラム:コースデザインを支援するツール
高等教育研究センターでは、名古屋大学の教師の授業活動をサポートするツールとして、2001年3月に「ゴーイングシラバス」を開発しました。ゴーイングシラバスは、インターネット上でシラバスを書いて、そのシラバスを基点として授業を展開することができるシステムです。このシステムを使うとコースデザインが意識されるように設計しています。 シラバスというと、学生が授業選択をするための資料と考えている人が多いのではないでしょうか?そういった「予告編」としてのシラバスではなく、授業がうまくいくための手段としてシラバスをとらえてみてはいかがでしょう。高等教育研究センターでは、研究と授業の経験から「いいシラバスを用意すれば、いい授業につながる」と考えています。 ゴーイングシラバスでは、従来のシラバスの機能に加え、授業の記録を残したり学生とのコミュニケーションを促進する機能もあります。ホームページ上で展開されますが、コンピュータの操作はできるだけ簡単にしました。名古屋大学の教員でしたら、どなたでも使っていただくことができます。是非一度お試しください。 |