2015年度名古屋大学学生論文コンテスト
学問のススメ、論文へススメ。
学生生活にスパイスは足りていますか?
授業に出る、レポートを書く、試験勉強をする、
サークルに入る、友達と遊ぶ、本を読む、アルバイトをする・・・
まだまだもの足りない人へ
学問の香りのスパイスを贈ります
――さあ、論文へススメ!
2015年度審査結果
2015年度名古屋大学学生論文コンテストの審査会を、2016年2月3日(水)に開催いたしました。松下裕秀理事・副総長、戸田山和久教養教育院長、森仁志附属図書館長、水谷法美高等教育研究センター長による厳正な審査の結果、次の論文が佳作に選出されました。
受賞した論文は、本学の研究成果物として名古屋大学学術機関リポジトリに登録されます。
佳作
- 「なぜセンター試験は廃止されるのか 大学入試改革について」
- 経済学部 牧野恵美さん
受賞コメント
【牧野恵美さん】佳作
このたびは貴重な賞に選ばれたことに非常に驚くとともに大変うれしく思います。ありがとうございます。
基礎セミナーの授業で論文を書くことになり、初めは右も左もわからない状態でした。ですが、授業の中で先生が論文作成のヒントを熱心にご指導くださり、書き終えることができました。また同じ基礎セミナーの受講生と意見を交換し合うことで自分の視野を広げることもできました。
今回の論文作成で1番重要視したのは、文献をより多く読むことです。そうすることで自分の知識はさらに深まり、また様々な考え方があるということを学ぶことができました。
センター試験を論文のテーマにしたのは、私自身が必死に勉強し、受験したセンター試験が廃止されるということで以前から強く興味を抱いていたからです。センター試験が廃止されることについての自分なりの意見は以前から持っていましたが、実際に論文を書いてみることで、より考えが深まったように思います。
わたしが思うに論文というのは、ふと抱いた疑問に着目し、視点を広げつつ帰結としてまとめていくものです。答えのない問いをたて先行研究を学びながらも自分自身で物事を考える、というスキルはなかなか身につくものではなくとても勉強になりました。
今ではこのように、論文を書く経験は自分にとってとても価値のある経験になったと感じています。自分で取り組んでみることによって得られるものは大きく自らの成長を実感しました。また充実した大学生活、そして大学生活のスパイスになったと感じています。この先も様々なことに関心を持ち、自分のスキルアップにつなげていきたいと思っています。
2015年度の募集は締切りました。ご応募ありがとうございました。
応募要項
論文内容
応募論文においてとりあげるテーマ/問いを明確に記述したうえで、文献等を活用して論じてください。内容領域は問いませんが、当該領域を専門としない人にも理解できるよう記述してください。
応募期間
2016年1月8日(金)13時まで
応募資格
名古屋大学に在学する学部一・二年生
応募規定
- 応募論文は、単著、未発表かつ日本語で書いたものに限ります
- 審査対象論文は1人1編のみとします
- 次項「応募方法」に掲載されている書式に従って、論文と応募用紙それぞれの電子ファイル(PDFまたはWord)を作成・提出してください
応募方法
-
論文本編と応募用紙の書式電子ファイル(PDFまたはWord)を当ページからダウンロードしてください
- 書式に従って論文と応募用紙を作成してください
-
論文本編と応募用紙の電子ファイル(PDFまたはWord)を、件名「2015論文コンテスト応募(応募者名)」で、下記メールアドレスへ期日内に送信して下さい
- E-mail: info@cshe.nagoya-u.ac.jp
審査
- E-mail: info@cshe.nagoya-u.ac.jp
本学教員による
表彰
数名に賞状及び副賞
結果発表
- 2016年2月を予定
- 発表に際し、入賞者の所属学科および氏名を公表いたします
- 入賞作品は名古屋大学学術機関リポジトリに掲載いたします
その他
- 論文の書き方に関する各種文献を中央図書館2階ラーニングコモンズおよび高等教育研究センター(東山キャンパス文系総合館5階)にて閲覧できます
- 過去の入賞論文は名古屋大学学術機関リポジトリに掲載されています
- 過去の受賞論文タイトル・テーマについては、以下のリンクから確認できます
主催
名古屋大学 高等教育研究センター、教養教育院
共催
名古屋大学 附属図書館
協賛
コクヨマーケティング株式会社
名古屋大学消費生活協同組合
お問い合わせ先
名古屋大学高等教育研究センター 2015年度名古屋大学学生論文コンテスト事務局
- Tel:
- 052-789-5696
- E-mail:
- info@cshe.nagoya-u.ac.jp
- URL:
- http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/ronbun/