ティップス先生からの7つの提案 教員編



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提案3: 学生を主体的に学習させる

受け身の学習では高い学習効果を期待することはできません。また、大学教育においては、主体的に学習する姿勢を学生に身につけさせることも重要です。授業を担当するにあたっては、授業の内容を充実させるだけではなく、それらの内容をどのように主体的に学ばせるのかについても配慮してみましょう。

  • 主体的に授業に参加することの重要性を伝える
  • 授業ではすべての学生に発言・質問する機会を与える
  • 授業の中で学生の課題を発表させる
  • 学んだことを他の学生に教える活動を取り入れる
  • 学生が個別に研究活動をする機会を設ける
  • 授業をよりよくするための学生の提案・アイディアを歓迎する
  • 授業内容に関連する研究会やインターンシップなどを紹介する 
その他のアイディア
  • できるまで何度もやらせる課題を出す
  • 授業のはじめに問題提起をして授業に臨む準備を促す
  • 異なる理論、研究上の知見、芸術的作品の類似点・相違点を要約させる
  • 自分以外の意見、文献や授業の資料を批判的に検討することをすすめる
  • 他の学生の課題に対して批判的にコメントさせる
  • 学生に授業中必ず一度は発言させるようにする
  • 学生に授業外の事例を授業の内容と関連づけさせる
  • 授業についての記録を書かせる
  • 授業中に実際に練習問題を解かせる
  • 授業の内容がこの後受ける授業においてどのような意味を持つのかを説明する
  • 授業の内容や進め方について学生と相談して決める
  • 学生に文献の読み方を教える
  • ディスカッションやシミュレーションの後にはフォローアップの文献を読ませる
  • 学生にたくさん書くことをすすめる
  • 主体的にノートをとることをすすめる
  • インターネットなどの情報の信頼性を判断できるように指導する
  • 試験では使用しないサンプルテストを与える
  • 教員の研究の補助をする機会を与える
  • 能動的に学生に学習させる手法を学ぶ