ティップス先生からの7つの提案 大学編
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提案5: 学習に要する時間を大切にする

授業時間外の学習の大切さは広く理解されてきたようですが、どのように学習時間をやりくりしたらよいかにとまどう学生も少なくありません。時間を有効に活用することは、学生の学習成果を左右する重要な要素です。大学組織は、学習時間の管理方法を入学後早い段階で学生に身につけさせることが求められています。

  • 学習に要する時間を考慮してカリキュラムが設計されている
  • タイムマネジメントに関する学生向けセミナーが開催されている
  • 出席を確認したい教員向けに出席カードなどが用意されている
  • 学期内に履修登録できる単位の上限数が決められている
  • 長期欠席をしている学生を事務室で把握している
  • 授業時間外の学習量について教員間で議論する場が設けられている
  • 学生が集中して授業に参加できる教室環境を整備している
その他のアイディア
  • 教員の労働時間が合法的な範囲におさまるよう指導をする
  • 教員の教育に関する研修会への出席を大学が支援する
  • 受講者が確定する以前においても教員が利用できる仮受講者名簿を配布する
  • 教員が簡単な操作で欠席学生向けに教材を配布できるオンライン教材配信システムを用意する
  • 夏休みなど長期休業中も使用可能な自習室が十分用意されている
  • 学生が論文集、学位論文などの印刷・製本・出版を支援するサービスを行っている