ティップス先生からの7つの提案 大学編
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提案7: 学生の多様性を尊重する

大学はさまざまな学習スタイルや属性を持った学生を受け入れることで活力を生み出しています。大学は、そうした多様性を尊重するとともに、学生のみならず構成員全員にそのことを伝える必要があります。学生の多様性は授業を阻害する要因と見なすのではなく、学生の視野を広げ教育効果を高める一手段としてとらえてみましょう。

  • 大学の目標・計画の中に多様性の尊重へ向けた取り組みが掲げられている
  • 執行部・教員・職員・学生向けに多様性を理解するセミナーが実施されている
  • 大学にふさわしい多様な学生を確保する入試のあり方について検討している
  • 未履修科目がある学生向けに補習授業を開設している
  • 成績評価において、教員が多様な方法で複数回評価することを奨励している
  • 障害を持った学生や社会的弱者の学生に対する学習支援を行っている
  • 日本語以外の言語で行われている授業がある
その他のアイディア
  • オリエンテーションで多様な人々・学習方法の存在を紹介している
  • 多様な文化の価値を学ぶプログラムに学生が参加している
  • 留学生と交流できる親睦会などを開催している
  • 職歴・国籍・性別などの属性が多様な教職員を積極的に採用している
  • 多様な食文化をもった学生や教職員に配慮したメニューが学内のレストランにある
  • 学生の表彰や奨学金の審査が学習面・生活面・課外活動面を含む多様な面から評価されている
  • 奨学金は期限までに申し込んだ学生には授業開始時に支給されている
  • 海外の大学との単位互換制度が整備されている
  • 視聴覚教材が全ての教室で利用できるよう整備されている
  • 希望者が対面型講義による授業に加えてコンピュータを使った講義を受けられるようカリキュラムが整備されている
  • 夜間コースの学生のために夜間も開いている事務室を設ける
  • ウェブを活用した教材作成を行っている教員を支援する専門組織がある