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7月10日 同僚の講義を見て眼からうろこの巻
今日は、△△先生の講義にゲスト・スピーカーとして招かれてしゃべってきた。この話題については△△先生とぼくとは見解が対立していて、むしろ論敵だと言ってもいいくらいなんだけど、さすが彼は太っ腹だね。「どうせ後で批判してやっつけるつもりでしょ」と聞いたら、「まあね。でもどっちかというともっと重要なのは、ある問題についていくつもの視点で考えることができることを伝えることなんだよね」だってさ。
ただ授業を手伝うだけじゃつまらないから、後半は△△先生の講義をじっくり観察してやった。そうしたらうまいのだ。これが。OHPの使い方とか、具体例のあげ方、要点の強調の仕方とか、なるほどね〜と思った。さっそく自分でもまねしてみよう。ときどきはほかの先生の授業を見せてもらうというのもなかなかイイんじゃないだろうか。われわれはちょっと自分の授業について秘密主義すぎるよね。「実践報告」ってやつは、なんだかハナタカダカ〜って感じで読んでみようっていう気がしなかったけど、大学ではまわりに授業の実例はいくらでもころがってるんだから、同僚に「今度、授業見せてよ!」「ほいきた」っていう関係ができたら、ずいぶん風通しがよくなるだろうなあ。
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