ティップス先生からの7つの提案 教員編



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ティップス先生からの7つの提案の使い方

 このサイトは、以下のように使うことができます。

  1. 7つの提案は、覚えやすい簡潔な文章からなっています。ご自分が日頃気をつけていること、努力していることを整理して、体系化するための枠組みとして活用できます。

  2. 49個のアイディアの中には、自分では実践したことのないような項目も含まれているでしょう。その中でご自分の授業に取り入れてみたいものがあったら、ぜひ実践してはいかがでしょう。とはいえ、すべてを実践する必要はありません。ご自分の個性や授業の目的に照らして有効と思われるものを見つけてください。

  3. 学生向け、大学組織向けパートもぜひご一読ください。三パートは同じ目標を達成するために教員、学生、大学組織の三者がそれぞれ何をしたらよいかを関連させてあります。とくに、学生向けパートをクラスに紹介すると、授業改善のためのあなたの取り組みがより効果的になるでしょう。

  4. このサイトに含まれているアイディア以外に、さらに優れたアイディアを実践されている方もいるかもしれません。あなたが日頃の授業で大事にされていること、あるいは工夫されていることを高等教育研究センターまでお伝えください。次回の改訂に活用させていただきます。


本パート作成のために参考にした主な文献

池田輝政・戸田山和久・近田政博・中井俊樹(2001)『成長するティップス先生−授業デザインのための秘訣集』玉川大学出版部.

デイビス,B.G.(香取草之助訳)(2002)『授業の道具箱』東海大学出版会.

中井俊樹・中島英博(2005)「優れた授業実践のための7つの原則とその実践手法」『名古屋高等教育研究』第5号, pp.283-299.

中島英博・中井俊樹(2005)「優れた授業実践のための7つの原則に基づく学生用・教員用・大学用チェックリスト」 『大学教育研究ジャーナル』第2号, pp.71-80.

名古屋大学教養教育院(1998-2005)『豊かな教養教育を目指して−共通教育の方針・事例集』各年度版.

名古屋大学高等教育研究センター(2005)『実践的大学教授法の開発を目指して−「成長するティップス先生」の記録2004.08-2005.03』特色GPシリーズ1号.

名古屋大学高等教育研究センター(2005)『「ティップス先生からの7つの提案」の開発』特色GPシリーズ3号.

Chickering, A. and Gamson, Z. (1987) “Seven Principles for Good Practice in Undergraduate Education”, AAHE Bulletin, March 1987, a publication of the American Association of Higher Education.

Chickering, A., Gamson, Z. and Barsi, L. (1989) Faculty Inventory, the SevenPrincipleResourceCenter, WinonaStateUniversity.