ティップス先生からの7つの提案 教員編



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提案2: 学生間で協力して学習させる

クラスメイトが仲間になれば、学生は授業に参加しやすくなります。さらに、それぞれの学習方法や考え方の違いを認め互いに補い合うことで、授業内容をより深く理解することが期待できます。ただし、協力的な関係を持った学習活動は自然にはなかなか起こりにくいので、協力して学びやすい雰囲気や仕組みづくりを心がけましょう。

  • 学生同士で協力して学ぶことの重要性を伝える
  • 初回の授業では学生がお互いに知り合える活動を取り入れる
  • 授業時間の内外において共同で行う課題を出す
  • 少人数のグループに分けてディスカッションを行う
  • 学生のグループで利用できるメーリングリストや電子掲示板を設定する
  • 学生が提出したレポートや答案の内容を受講生全体で共有する
  • 学生間でそれぞれの課題を評価し合う活動を取り入れる
その他のアイディア
  • 授業の予習や試験勉強をクラスメイトと一緒に行うことをすすめる
  • グループで学習できる場所と利用方法を教える
  • 大事な概念について意見・経験の異なる学生がお互いに話し合う機会を設ける
  • 学生間のコミュニケーションを増すために、名簿を作成する
  • デジカメで写真つき名簿を作成する
  • 学生が互いの名前を覚えるために名札などを利用する
  • グループのメンバーをときどき入れ替えることで、多くの学生と知り合える機会をつくる
  • 討論の司会を学生にさせる
  • ディスカッションがなかなか進まない場合には、あらかじめ数人の学生に口火を切る役割を指名する
  • グループディスカッションでは人物ではなく意見を批判するように伝える
  • 学生の発表の後には、クラス全体で拍手する
  • 学生の質問には個別に回答せずに全員に答える