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提案5: 学習に要する時間を大切にする

大学院生になると学習に要する時間の使い方を自分で決める場面が増えます。これは、将来専門家として自立し、忙しい中でも種々の仕事をこなしていけるようになるための大事な訓練です。ゴールに向けて必要な行動を順序だてる、複数の要素に優先順位をつけるなど、日々意識して過ごしてみましょう。同時に、他者の時間への気配りも心がけてください。

  • 分析手法や原理の理解、語学、文献の検索と記録、プレゼンテーションなど、学習に必要な技能を早い段階で身に付ける

  • さまざまな活動要素がバランスよく配分された日単位や週単位の生活リズムを作る

  • 調査、実験、論文執筆など、ひとつひとつの作業に必要な労力と時間をあらかじめ見積もる

  • 自分がいつ行動するか、不測の事態も見込んで予定を組む

  • 深く考える時間、広い視野で考える時間を意識して確保する

  • 研究室やゼミなどのグループにおいて、学習に必要な役割分担を進んで引き受ける

  • アルバイトをする必要があるなら、研究内容や学問分野に関連するものを選んだり、どのように将来に役立てられるかを考えたりする