開講が気になりはじめた
授業が始まった
試行錯誤の毎日

ゴールが見えてきた

7月16日 試験のやり方で頭を悩ませるの巻
7月17日 授業アンケートにおやおやの巻
7月18日 出した出さないで大モメの巻
9月20日 やっててよかったの巻
9月21日 来年に向かって燃えるの巻
9月22日 ティップス先生、最後のつぶやきの巻

 

9月20日 やっててよかった の巻

 

 今日は、基礎セミナーの学期末論文を採点した。初回のレポートの出来にA然としたので、きちんと論文の書き方を指導したことと、はっきりした課題を与えたことで、どれも力作ぞろいになった。読んでいて楽しい。とくにうれしかったのは、次のコメントが書いてあったこと。
  「このセミナーを受講することで、私は筋道を立てて首尾一貫した思考を展開することの大切さを知りました。それまではなにかに出会うたびごとに、直感的にこうじゃないの、ああじゃないの、という対応を繰り返していました。そういう自分の態度に矛盾はないかとか、この考えを突き詰めていくとどうなるだろうか、ということは考えてみたこともなかったです。というより、そういう頭の使い方があることも知りませんでした。このセミナーに参加することができて、とても幸運でした。ありがとうございました」。
  これよ、これ。これこそぼくの伝えたかったこと。うれしいなあ。けっこうぼくもこのセミナーに手間ひまかけたもん。レポートもコメントして返却したし、論文の書き方ガイドも作ったし、個人チュートリアルもしたし。やっててよかったと思うのは、こういう反応が返ってきたときだよね。

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