開講が気になりはじめた
授業が始まった
試行錯誤の毎日

ゴールが見えてきた

7月16日 試験のやり方で頭を悩ませるの巻
7月17日 授業アンケートにおやおやの巻
7月18日 出した出さないで大モメの巻
9月20日 やっててよかったの巻
9月21日 来年に向かって燃えるの巻
9月22日 ティップス先生、最後のつぶやきの巻

 

7月16日 試験のやり方で頭を悩ませる の巻

 

 明日は前期の最後の授業だから、試験についてアナウンスしないといけない。でも悩んでる。試験ってナンのためにやるのか、よくわからなくなってきたからだ。以前は、自分の授業にきちんとつきあってくれていた学生とそうでない学生をふるいにかけるつもりで試験をやってた。出来の悪い答案は「くぬやろ、くぬやろ!」って感じでサドっぽく採点して、赤点になると「ざまみろ。ちゃんと勉強しないからだ。思い知ったか、わっはっは」と思っていた。でも、これってヘンだ。なにが「ざまみろ」だ? 一人でも多くの学生に、もっとわかってほしいと思って授業してきたんじゃなかったのか?
  だけど、試験をしないというのもなあ。自分の学生時代を思い出せば、試験があるから勉強したって面がある。……っていうことは、学生が勉強するきっかけとしての試験、というコンセプトはどうだろう。問題は、どんな試験をやったら学生が勉強しようという気になるかだ。むむむ、悩んでいる。
  それに、勉強したら結果が知りたいよなあ。これまで、試験はやりっぱなしだったもんなあ。せめて、試験の直後に解答を配ろうか?

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