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平素より当センターの活動にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。
お陰様で当センターは2023年4月9日に創設25周年を迎えました。
これも多くの皆様の支えがあってのこととスタッフ一同感謝しております。

2023年度は創設25周年の行事等を予定しております。
皆様と旧交を温め、また新たな出会いがあればと願っております。

今後とも変わらぬご支援のほどをどうぞ宜しくお願い申し上げます。


名古屋大学高等教育研究センター創設25周年記念事業実行委員会一同

名古屋大学高等教育研究センター創設25周年記念事業一覧

国際シンポジウム(共催)

名古屋大学教育基盤連携本部高等教育システム開発部門シンポジウム
名古屋大学高等教育研究センター 創設25周年記念国際シンポジウム


高等教育研究と実践をつなぐ~私たちが次の4半世紀にできること


・本シンポジウムは大変盛況で終了いたしました。ご参加の皆様、誠にありがとうございました。


日時:2023年9月1日(金)13:30-17:30
場所:名古屋大学東山キャンパス野依記念学術交流館2階 カンファレンスホール
参加費:無料
日英同時通訳付き


対象:高等教育関係者
定員:180名
申込:下記フォームから8月28日(月)までにお申込みください。

https://forms.office.com/r/kVncc4MjF9


プログラム:
13:30 趣旨説明 加藤 真紀 (名古屋大学 教授)
13:35 開会挨拶 藤巻 朗(東海国立大学機構 理事/名古屋大学 副総長)
13:45 講演1 イヴェタ・シロバ(アリゾナ州立大学 教授)
Higher Education Futures in the Anthropocene: Mobilizing the Power of Science, Art, and Imagination
14:25 講演2 ブルース・マクファーレン(香港教育大学 教授/教育学部長)
The past, present and future of ‘tradition’ in higher education: disentangling myth from reality
(休憩 15:05-15:15)
15:15講演3 黒田 一雄(早稲田大学 教授)
History and Prospects of Internationalization of Higher Education and its Multi-layered Global Governance
15:55講演4 夏目 達也(名古屋大学 名誉教授/桜美林大学 教授)
Future Possibilities of Center for the Studies of Higher Education in Japanese Universities
(休憩 16:35-16:45)
16:45パネルディスカッション
モデレーター:加藤 真紀 (名古屋大学 教授)
17:25閉会挨拶 北 栄輔(教育基盤連携本部高等教育システム開発部門 部門長)

お問合せ先:教育基盤連携本部 nuqa@t.mail.nagoya-u.ac.jp

主催:名古屋大学教育基盤連携本部高等教育システム開発部門
名古屋大学高等教育研究センター[質保証を担う中核教職員能力開発拠点]
東海国立大学機構アカデミック・セントラル

協力:名古屋大学研究大学強化促進事業
名古屋大学同窓会

ポスターPDFはこちらから

Poster PDF(English ver.) is available here.

高等教育ライジングリサーチフォーラム (大学教育改革フォーラムin東海2024分科会)


開催報告


センター創設25周年を記念して、毎年恒例の大学教育改革フォーラムin東海2024において高等教育ライジングリサーチフォーラムを実施しました。

新進気鋭の研究内容について世代や経験をこえて意見交換する場として企画された本フォーラムには、次世代の高等教育研究を担う14名の方々の登壇がありました。登壇者による発表ののち、参加者も交えた交流の時間が設けられ、登壇者と参加者との間で活発な議論が交わされました。優れた発表に対する表彰も設けられ、審査員賞が3名に、オーディエンス賞が2名に授与されました。

詳細は大学教育改革フォーラムin東海2024のウェブサイトにてご覧いただけます。

https://sites.google.com/view/tokaiforum2024/rising


◎受賞者一覧


○ 審査員賞(発表番号順)

  • 吉岡香奈 氏 (東京大学大学院 博士後期課程)「大学入学後の専攻選択支援に関する研究―米国からの知見及び東京大学の実践事例から―」
  • 田中孝平 氏 (京都大学大学院 博士後期課程)「高大接続研究の拡張可能性―接続から移行へ―」
  • 内田直義 氏 (就実大学 講師)「イスラーム世界の国境を越えた高等教育―現代アラブにおける宗教留学のダイナミズム―」


○ オーディエンス賞(発表番号順)

  • 内田直義 氏 (就実大学 講師)「イスラーム世界の国境を越えた高等教育―現代アラブにおける宗教留学のダイナミズム―」
  • 東岡達也 氏 (名古屋大学 研究員)「高等教育研究における制度ロジック分析の動向と課題」


◎高等教育ライジングリサーチフォーラム発表者リスト

  • 松村彩子 氏(名古屋大学 係長/東京大学大学院 博士後期課程)「イギリス大学職員のプロフェッショナル・アイデンティティ・マネジメント」
  • 吉岡香奈 氏(東京大学大学院 博士後期課程)「大学入学後の専攻選択支援に関する研究―米国からの知見及び東京大学の実践事例から―」
  • 田中孝平 氏(京都大学大学院 博士後期課程)「高大接続研究の拡張可能性―接続から移行へ―」
  • 林エミ 氏(名古屋大学大学院 博士前期課程)「外国人就労者が有する継続在留のためのキャリア意識―元留学生へのインタビュー調査による要因の解明―」
  • 浜えりか 氏(名古屋大学大学院 博士後期課程)「FDの大学設置基準の規定における制度的な過程―臨教審から大学審の議論を手掛かりに―
  • 熊坂真由子 氏(名古屋大学 主任URA)「異分野の研究を知るイベント「アカデミックフラッシュ」とは」
  • 梅村美椰子 氏(名古屋大学大学院 博士前期課程)「私立大学による地域貢献はどのような意義を持つのか―私立大学の地域貢献に関する先行研究レビュー―」
  • 田口愛梨 氏(名古屋大学大学院 博士前期課程)「学生新聞とは何か―戦間期の高等教育を映し出すメディアとしての可能性―」
  • 土屋花琳 氏(名古屋大学大学院 博士前期課程)「芸術に関わる教育者のインタビュー調査から評価の観点に着目して」
  • 藤川寛之 氏(名古屋大学大学院 博士後期課程)「大学生のデジタル格差―授業のオンライン化に関する課題の発見に向けて―」
  • 内田直義 氏(就実大学 講師)「イスラーム世界の国境を越えた高等教育―現代アラブにおける宗教留学のダイナミズム―」
  • 東岡達也 氏(名古屋大学 研究員)「高等教育研究における制度ロジック分析の動向と課題」
  • 小川高広 氏(京都大学大学院 博士後期課程)「林業大学校学生の学びの変化―コロナ前とコロナ禍の比較―」
  • 竹永啓悟 氏(名古屋大学 特任助教)「ラボ・ローテーションの教育可能性―OISTの研究ユニット制度を手がかりに―」

発表者募集要項

※募集終了しております


「高等教育ライジングリサーチフォーラム」とは?

本分科会は、東海地区の大学教育を牽引してきた大学教育改革フォーラムin東海 実行委員会と、創設 25 周年を迎える名古屋大学高等教育研究センターの共催にて開催する特別企画です。コロナ禍を経て、大学を取り巻く環境は大きく変化しました。慣例にとらわれず新たな課題に挑み、本質的な研究を進められる人材は、今後ますます必要となるでしょう。一方で、新たな芽が育つためには、豊かな土壌や環境も大切です。

そこで本分科会では、世代や経験を超えた研究交流の場を提供し、新進気鋭の研究内容について広く意見交換する場となるよう、「高等教育ライジングリサーチフォーラム」を開催します。

つきましては、下記の通り、フォーラムの発表者を広く募集します。高等教育学のこれからを担うみなさまからの意欲あふれる応募を、企画者一同楽しみにお待ちしています。


開催日時

2024年3月2日 (土) 13:15-15:00 (昼食時間-分科会第I部の時間帯)


主催

大学教育改革フォーラムin東海2024実行委員会

東海国立大学機構 名古屋大学 高等教育研究センター[質保証を担う中核教職員能力開発拠点]


応募資格

高等教育を対象とする研究を始めてから 2-10 年程度の研究者

  • ポスドク、大学教職員、大学院生などを想定しています。
  • 応募は一人1件に限ります(筆頭著者の場合。共著は除きます)。


発表テーマ

対象は、高等教育を対象とする進行中の研究内容と暫定成果、または高等教育を対象に今後取り組みたい研究の具体的な構想などです。自由な発想のもとに高等教育やその研究が抱える課題に取り組み、学術的な発展が見込まれるものを期待しています。とくに、新たな切り口や手法を用いた創意あふれる研究や、研究と実践を往還するような内容を歓迎します。

なお、既発表の内容や実践報告は避けてください。企画者より内容について問い合わせを行う場合があります。


募集内容

  • 募集人数:20名程度
  • 持ち時間:ひとりあたり 4分 (質疑時間はありません)
  • 発表スライド:ひとりあたり 5枚程度
    *円滑な進行のために、事前に発表スライドをPDFファイルにて提出していただきます。詳細は発表者に後日ご案内します。
  • 申込方法:上記申込みフォームより、連絡先メールアドレス、氏名、所属、役職(学年)、発表タイトル、発表概要(100文字程度)を入力して、締切日までにお申込みください。
  • 申込締切日:2024年1月31日(水)
    *募集上限に達した場合、締切前でも受付を終了します。お早めに申し込みください。
  • 選考方法:申込み先着順

*企画側で申し込み内容を元に企画の趣旨に沿った内容か等の確認をさせていただき、発表が確定した方宛に、申込み時期に合わせて12月中旬ごろ、2月上旬ごろの2回に分け、発表の詳細等の連絡を差し上げます。


表彰

審査の結果、とくに優秀な発表に対して表彰を予定しています。詳細は発表予定者にお知らせします。


その他

  • 本セッションに発表される方の発表タイトル、氏名、ご所属は事前に「大学教育改革フォーラムin東海2024」参加者専用サイトにて公開します。
  • 交通費、宿泊費等参加にかかる費用はご自身の負担となりますのでご了承ください。
  • 発表の様子を撮影した写真等は、後日、広報を目的として大学教育改革フォーラムin東海、および名古屋大学高等教育研究センターのホームページ等で公開する予定です。写真の公開に差し支えがある場合は、実行委員会までお問い合わせください。


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