大学教員準備講座（認定プログラム）とは？
名古屋大学高等教育研究センターでは、2010年度より大学教員を目指す大学院生を対象にした2単位1科目の授業を開講してきました。2023年度からは、講座の内容を拡充し、体系的に構成した3科目4単位の認定プログラムとしてスタートしました。各科目を修了するごとに修了証が授与され、3つの科目すべてを修了すると「大学教員準備講座修了証」が授与されます。
リーフレット
大学教員準備講座の構成科目と内容
大学教員論（2単位・春集中）大学院共通科目／教育発達科学研究科高等教育学研究Ⅰ
大学教員としてのキャリアを考えるために必要な内容を学びます。大学教員の役割を知り、多様化する学生への教育や高度化する研究の推進など、大学教員の職務を多面的に検討する中で、大学教員として求められる知識や技能を習得することができます。
大学授業の設計と実践（１単位・春集中または秋集中）大学院共通科目
大学での授業実施に必要な授業デザインと教育技法に関わる知識やスキルを身につけます。シラバスの作成、授業見学、模擬授業等の実践的な学習を通じて、授業実践への十分な準備を行います。
大学授業の開発と改善（１単位・秋集中）大学院共通科目
大学で授業をする場合に、自ら継続的に授業を向上させるための知識やスキルを身につけます。授業実践や教授法、専門分野の教材開発などから授業改善に資するテーマを選び、研究的なアプローチによる改善を試みます。
- これら3つの科目は一部の内容が互いに関連しています。どの科目から履修を始めても構いませんが、「大学授業の開発と改善」を履修する前に「大学教員論」「大学授業の設計と実践」を履修していることが望ましいです。
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科目によって履修や聴講の条件が異なります。詳細はシラバスをご覧ください。
学外者向けシラバス 学内者向けシラバス（名大ポータル）
対象者・受講方法
単位取得を希望する場合（名古屋大学の大学院生）
履修を希望する科目について、各研究科で定められた履修登録期間中に履修登録を行なってください。
単位不要の場合（名古屋大学・岐阜大学の大学院生、教職員）
参加を希望する科目の担当教員宛に、参加希望の問い合わせを行なって下さい。参加希望の締切等は各科目の案内をご覧ください。
今年度開講科目の案内
大学教員論
大学授業の設計と実践
大学授業の開発と改善
大学教員準備講座 プログラム修了証の申請方法
上記3科目（４単位）を修了したことが証明できるもの（修了証に記載されている番号など）と、「氏名・所属先、修了書の送付先のメールアドレス」を問い合わせフォームより提出し、申請してください。3日以内（休日を除く）以外に返信がない場合は、再度お問合せください。なお、修了証の発行には２週間ほどかかりますので、ご了承ください。