開講が気になりはじめた
授業が始まった

試行錯誤の毎日

5月2日 君を特別扱いする気はないんだの巻
5月9日 レポートを課したはいいけれど・・・の巻
6月10日 がーん、君たちぜんぜんわかってなかったのねの巻
6月17日 小テストをやってみましたが・・・の巻
6月20日 印刷室で今日も泣くの巻
6月24日 質問たくさんうれしいなの巻
7月3日 自分のザル頭にあきれるの巻
7月7日 ティップス先生キレる!の巻
7月8日 すぐに反省の巻
7月10日 同僚の講義を見て眼からうろこの巻
ゴールが見えてきた

 

7月10日 同僚の講義を見て眼からうろこ の巻

 

 今日は、△△先生の授業にゲスト・スピーカーとして招かれてしゃべってきた。この話題については△△先生とぼくとは見解が対立していて、むしろ論敵だと言ってもいいくらいなんだけど、さすが彼は太っ腹だね。「どうせあとで批判してやっつけるつもりでしょ」と聞いたら、「まあね。でも、どっちかと言うと、もっと重要なのは、ある問題についていくつもの視点から考えられることを伝えることなんだよね」だってさ。
  ただ授業を手伝うだけじゃつまらないから、後半は△△先生の授業をじっくり観察してやった。そうしたらうまいのだ、これが。OHPの使い方とか、具体例のあげ方、要点の強調の仕方とか、なるほどね〜と思った。さっそく自分でもまねしてみよう。ときどきはほかの先生の授業を見せてもらうというのも、なかなかイイんじゃないだろうか。われわれはちょっと自分の授業について秘密主義すぎるよね。「実践報告」ってやつは、なんだかハナタカダカ〜って感じで読んでみようっていう気がおきなかったけど、大学ではまわりに授業の実例はいくらでもころがってるんだから、同僚に「今度、授業見せてよ!」「ほいきた」っていう関係ができたら、ずいぶん風通しがよくなるだろうなあ。

前のページ    次のページ