開講が気になりはじめた

授業が始まった

4月10日 下見を忘れたばっかりに・・・の巻
4月17日 ノート朗読マシンと化すの巻
4月21日 たまにはうまくいくのだの巻
4月25日 血も凍る恐怖の沈黙の巻
4月27日 ハンドアウトをあとから取りに来る憎い奴の巻
4月28日 だらだら授業に学生爆睡の巻
試行錯誤の毎日
ゴールが見えてきた

 

4月27日 ハンドアウトをあとから取りに来る憎い奴 の巻

 

 明日は学会誌への論文投稿の締め切り日。というわけで、今日は午後いっぱいで仕上げなければ、と張り切ってコンピュータに向かっていると・・・コンコンとノック。なにかと思えば、学生が「すみません。月曜日の授業のプリントください」。あまっていたので1枚わたして、しばらく作業していると・・・またノック。「あの、これまでのプリントをなくしちゃったんで、もしあったらいただけませんか?」ちょっとムカッとしたが、面倒なのでひとそろいわたす。その瞬間、すごくいい論文の結論の言い回しがひらめいたので、頭からこぼれないようにと、そ〜っとコンピュータに戻って、打ち込んでいたら。またもやノック。「あの。ほしいんですけど、プリント」。・・・はい、キレましたです。「あのね。プリントは授業に出席して受け取るのがジョーシキでしょ。それにね、プリントじゃなくてハンドアウトっていうの。それから、人に頼むときに、ほしいんですけど、じゃないだろ? だいたい君ね、ぐちぐちぐちぐち・・・」。そして、最後は「悪いけど、友だちにコピーしてもらってくれる?」。バタン。まったく教師をなんだと思ってんだ。まあ、最初にちゃんと言っとかなかったぼくも悪いんだけどさ

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