明日は学会誌への論文投稿の締め切り日。というわけで、今日は午後いっぱいで仕上げなければ、と張り切ってコンピュータに向かっていると・・・コンコンとノック。なにかと思えば、学生が「すみません。月曜日の授業のプリントください」。あまっていたので1枚わたして、しばらく作業していると・・・またノック。「あの、これまでのプリントをなくしちゃったんで、もしあったらいただけませんか?」ちょっとムカッとしたが、面倒なのでひとそろいわたす。その瞬間、すごくいい論文の結論の言い回しがひらめいたので、頭からこぼれないようにと、そ〜っとコンピュータに戻って、打ち込んでいたら。またもやノック。「あの。ほしいんですけど、プリント」。・・・はい、キレましたです。「あのね。プリントは授業に出席して受け取るのがジョーシキでしょ。それにね、プリントじゃなくてハンドアウトっていうの。それから、人に頼むときに、ほしいんですけど、じゃないだろ? だいたい君ね、ぐちぐちぐちぐち・・・」。そして、最後は「悪いけど、友だちにコピーしてもらってくれる?」。バタン。まったく教師をなんだと思ってんだ。まあ、最初にちゃんと言っとかなかったぼくも悪いんだけどさ。