ここのところ、授業がどうも一方通行で学生もダレ気味なので、ひとつシャキッとさせてやろうと思って、学生を指名して練習問題を当ててみた。そうしたらびっくり。ぜんぜんできないでやんの。しかも、4月にやった内容が頭に入っていないからできないということが判明。ねえ君、ずっと休んでたの? って聞いたら、1回も休んでいません、だと。じゃ、わざわざ授業に出てきて、まるっきりわからない話を毎回聞いていたわけ? うむむ、なんとも不気味。ちゃんと、いつも「なにか質問はありませんか?」と聞いてやってたじゃないか。わからないなら、なぜ質問しないんだ? わからないままクラスには来ているという神経がわからん。ちょっと不安になったので、みんなに「これ、できる?」と聞いてみたら、ほとんど手があがらなかった。ショック。ショックのあまり、来週、どのくらいわかっているのか小テストするからね、と思わず叫んで、ブーイングの嵐を呼ぶ男になる。